ソフトバンク「勝利の方程式」見えた!岡島が好投

[ 2012年4月5日 19:23 ]

楽天戦の6回途中から登板したソフトバンク・岡島

パ・リーグ ソフトバンク7―6楽天

(4月5日 Kスタ宮城)
 ソフトバンクは大荒れの試合を制した。6回に4点を入れ7―2としたが、直後に4点を失い1点差に迫られる嫌な展開。ただ、終盤は岡島、森福、ファルケンボーグの無失点継投で逃げ切った。辛勝にも、懸案だった「勝利の方程式」の具体像が浮かび上がったのが収穫となった。

 岡島は7―4の6回1死二、三塁で登板。内野安打と犠飛で2点を与えたが、2死満塁で勝負強い高須を遊ゴロに抑え逆転を防いだ。7回は左打者3人を簡単に仕留めて試合を落ち着かせ「勝って良かった」と胸をなで下ろした。ヤンキースとの契約を解除され、一時は所属先がなくなったなかで受け入れたソフトバンクへの感謝の思いは強い。

 斉藤投手コーチは米球界から復帰した左腕に「(勝ちパターンで投げる)能力を感じた。起用できる」と高く評価した。

 8回の森福、9回を締めたファルケンボーグはこの日も盤石。抑えの馬原が不在の救援陣で、2人につなぐ役割を託せるのは誰か。「頑張ります」と短く答えた岡島への期待は大きくなっている。

続きを表示

2012年4月5日のニュース