60年ぶり!ロッテ開幕4連勝…最下位から下克上再び

[ 2012年4月5日 06:00 ]

<西・ロ>60年ぶり開幕4連勝!!西武に勝利し、ハイタッチするロッテナイン

パ・リーグ ロッテ2-0西武

(4月4日 西武D)
 60年ぶりの快進撃だ!ロッテは4日、西武と対戦し、過去2年間でわずか1勝だった新外国人のセス・グライシンガー投手(36)が7回を4安打無失点9奪三振の快投。セ・リーグで最多勝に2度輝いた全盛時を思わせる制球力がよみがえり、初勝利を挙げた。チームの開幕4連勝は毎日時代の1952年以来のこと。昨季、最下位に沈んだ西村ロッテがペナントレースを引っ張る。

 半世紀ぶりの開幕ダッシュの勢いが止まらない。ロースコアをものにして開幕4連勝。試合後、ロッテベンチにハイタッチの輪が広がった。破竹の快進撃に西村監督は手応え十分にうなずいた。

 「60年前はまだ生まれていないよね。チーム、球団として大変なことを成し遂げた。選手の力で達成できたのはいいことだと思います」

 立役者はグライシンガーだ。宝刀チェンジアップを軸にスコアボードに0を並べていく。唯一のピンチは5回1死二塁。しかし、高山を一邪飛、炭谷を三ゴロと落ち着いて後続を断った。7回を4安打無失点で、相手に三塁を踏ませない内容。無四球でマウンドを後にし、かつての「精密機械」ぶりを見せつけた。

 チームは昨季は最下位。前評判は決して高いとは言えなかった。しかし、フタを開けてみれば、ドラフト1位の藤岡が初勝利を挙げるなど、先発投手陣は4戦連続のクオリティースタート(6回で自責3以下)。中継ぎでも新人の益田、中後が奮闘し、守護神・薮田につなぐ勝利の方程式が完成した。昨季は外国人先発投手の勝ち星が計4勝だっただけに、グライシンガーがシーズンを通して調子を維持できれば大きな戦力となる。

 6日からは本拠地開幕となる日本ハム戦(QVCマリン)に臨む。グライシンガーが「60年ぶりというのは素晴らしい。チームの雰囲気は凄くいいよ」と言うように、まだまだ連勝街道が続く予感が漂う。

 ▼ロッテ・益田(開幕4連投。8回を3者凡退)1点リードだったので緊張した。60年ぶりの記録に貢献できてうれしい。(球団記録の)8連勝いきましょう。

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