中田 21打席安打なし「使ってもらっているのに…」

[ 2012年4月5日 06:00 ]

<日・オ>2回、一飛に終わりバットを見つめベンチに戻る日本ハム・中田

パ・リーグ 日本ハム2-4オリックス

(4月4日 札幌D)
 日本ハムの4番・中田の不振が深刻だ。4打席中3度走者を置いて2併殺打を含む4打数無安打。開幕から5試合21打席安打なしで19打席無安打だった昨季を上回った。

 チームは3連敗で借金1。「何とかしてやろうと思っているけど、自分のスイングができていないのが一番悔しい。やっぱり考えすぎなのかな…」と試合後は悩める胸中を口にした。

 オープン戦は好球必打の積極的な打撃で.368、13打点と絶好調だった。開幕以降は結果を求めて上体が突っ込み、ボール球に手を出して凡打を繰り返している。芯でとらえる打球が正面を突くなどツキもない。母校・大阪桐蔭のセンバツ優勝に花を添えることができず「1本出れば変わる。今が辛抱の時。バットを振るしかない」と必死に前を向いていた。

 ▼日本ハム・栗山監督(中田について)長いシーズンで21打席はどうってことない。1本出ればいける。いっさい不安はない。

 ▼日本ハム・スレッジ(7回に今季1号となる左中間ソロ)1本出たことは自信になるし、逆方向に打てたことはさらに自信になる。

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2012年4月5日のニュース