代役４番・小池　先制２ラン　骨折田端の穴埋めた

＜大阪桐蔭・光星学院＞初回２死、一塁、大阪桐蔭・小池は左越えに先制２ランを放つ

第８４回センバツ高校野球大会決勝 大阪桐蔭７―３光星学院

（4月4日 甲子園）
　大阪桐蔭の小池が初回２死一塁で左翼へ先制の２ランを放った。

　「入るとは思ってませんでした。歓声が上がったんで（ホームランだと）分かりました」。準決勝まではわずか１安打。しかし同点の３回にも勝ち越しの口火を切る右前打を放ち、７回にも二塁打だ。花巻東（岩手）との１回戦で４番・田端が死球を受け右手首を骨折。２回戦から４番に抜てきされた。「公式戦での４番は初めて。一塁の守備も初めて」。ファーストミットは田端から借りたものを使った。代役４番が、決勝の舞台で暴れまくった。

　▼大阪桐蔭・安井（同点とされた直後の３回１死一塁で決勝の右中間三塁打）ホントは派手にガッツポーズしたかった。まだプレーが続いていたんで…。（ウイニングボールは）自分のところに来い、と思っていた。最高です。