藤浪142球完投 決勝は光星・田村を警戒「対応力ある」

[ 2012年4月3日 06:00 ]

<大阪桐蔭・健大高崎>142球で完投した大阪桐蔭・藤浪

センバツ準決勝 大阪桐蔭3―1高崎健康福祉大高崎

(4月2日 甲子園)
 大阪桐蔭の藤浪は変化球を駆使した緩急の投球で142球で完投した。「きょうは力が抜けていて、フォークとチェンジアップの制球が良かった。(新たな)投球の引き出しができた」と、決勝へ向けて収穫を口にした。

 試合後の選手宿舎でも「今のところ体の張りは出ていない」と余裕の表情。強打の光星学院が相手にも、「振ってくるのでしっかり抑えたい」と闘志をのぞかせた。特に中軸の田村とは中学時代に対戦したことがあり「(準決勝の)本塁打も直球狙いで、スライダーを打っていた。相当、対応力があると思う」と警戒しつつ、「上から見下ろすくらいの気持ちで投げたい」と意気込んだ。

続きを表示

2012年4月3日のニュース