2年生エース・中村 力尽く…計403球の熱投実らず

[ 2012年4月3日 06:00 ]

<光星学院・関東一>8回1死、二、三塁、北條に中前2点打を打たれガックリの関東一・中村(中央)

センバツ準決勝 関東一1―6光星学院

(4月2日 甲子園)
 関東一(東京)は6回から救援した2年生エースの中村が、8回に3点を失って力尽きた。

 1日の準々決勝まで3試合連続完投した疲労を考慮し、米沢貴光監督は醍醐に先発マウンドを託したが、その醍醐が5回3失点。「祐太(中村)がこれまで頑張って投げていたので、決勝にいくためにしっかりつなぎたかったが…」と悔しそうに振り返った。4試合で計403球を投じた中村は「(光星学院の打者は)コンパクトなスイングで、全部の球に対応された。変化球の質を上げないと抑えられない」と夏への課題を口にした。

 ▼関東一・米沢貴光監督(3回1死満塁の絶好の先制機を逃し)あれが全て。チャンスを必ずものにできるよう、攻撃のバリエーションを増やしたい。

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2012年4月3日のニュース