【女子プロ野球】兵庫が乱打戦制す!大阪は開幕3連敗…

[ 2012年4月1日 22:08 ]

柵越えの第1号本塁打を放ち、ナインに迎えられる小西

女子プロ野球前期第4節 兵庫9―7大阪

(4月1日 わかさスタジアム京都)
 兵庫が乱打戦を制した。大阪の先発・小西美加、兵庫の先発・植村美奈子はともにボール先行ながら、要所を締める投球で5回まで1失点だった。

 6回、兵庫は疲れの見えた小西を攻め、田中の左翼線二塁打を皮切りに1四球3安打を集中して3点を奪った。粘る大阪もその裏、無死満塁の好機で7番・梅本が走者一掃左中間二塁打で同点に追いついた。

 兵庫は7回1死一、二塁から3番・田中幸夏が左中間へ2本目の二塁打で2点追加。さらに1点を入れ、3点差とした。意地を見せたい大阪は、その裏、1死二塁から3番小西美加が今季第1号左越えソロ。さらに連続二塁打で同点とした。

 延長8回、兵庫は制球の定まらない4番手小久保から3四球を選ぶなど、二死満塁から2点中前適時打で2連勝を決めた。一方、力尽きた大阪は開幕3連敗となった。

 ▼兵庫・中村茜の話 4番目の打者という気持ちを楽にして思いっきり打っていきたいなと思います。サイクルヒットは特に気にしてなかったです。それがいい結果に結びついたと思います。

 ▼大阪・小西美加の話 第1号ホームランはこんなに早く打てるとは思っていなかった。これで幸先のいいスタートになったと思う。ラッキーゾーンが出来て他の選手も打てるようになると思う。今シーズンは1球で流れが変わる、そこが楽しみだしうれしく思う。

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2012年4月1日のニュース