2戦連続の逆転劇 大阪桐蔭・西谷監督「粘ろう 必ずいける!」

[ 2012年3月27日 16:01 ]

大阪桐蔭―九州学院 6回表、逆転3ランを放った笠松(右から2人目)を迎える先発の藤浪(左端)ら大阪桐蔭ナイン

第84回選抜高校野球第6日 2回戦 大阪桐蔭5-3九州学院

(3月27日 甲子園)
 0-2とリードを許す展開。21日の花巻東(岩手)との1回戦と同様の流れに、大阪桐蔭の西谷監督は「1回戦はここからひっくり返したんだよ。粘ろう。必ずいける」と選手に伝えたという。

 指揮官の鼓舞に応えるように、6回に笠松が逆転の3ラン。7回には藤浪の中越えソロでリードを広げると、9回には再び藤浪の適時二塁打でダメを押した。主砲・田端を右手骨折で欠き、不安がある中での効果的な攻撃。指揮官は「こういう時こそチームの力が試される。チーム一体になって戦った」と力を込めていた。

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