青木 サイ・ヤング賞左腕討ちのオープン戦1号

[ 2012年3月27日 06:00 ]

ドジャース戦のベンチで笑顔を見せる、オープン戦初本塁打を放ったブルワーズ・青木

オープン戦 ブルワーズ7-1ドジャース

(3月25日 フェニックス)
 ブルワーズの青木が昨季のサイ・ヤング賞左腕カーショーから、オープン戦1号を放った。3回、6球ファウルでしのいだ末の10球目、直球を右中間最深部に運んだ。125メートルの特大弾に「(同僚は)驚いていた。いい投手から打ててうれしい」。昨季21勝の左腕に対し、第1打席も7球目を遊撃内野安打。カーショーは「打ち取るのが難しい。ブルワーズの大きな戦力になる」と完敗を認めた。

 19日のレンジャーズ戦でダルビッシュから中前打を放ってから、出場6試合で12打数8安打。1割台だった打率は・313となった。ロン・レネキー監督は青木を控えと位置づけている。それでも本人は「自分の間で打てている」。指揮官を悩ませるためにも、最後までアピールを続ける。

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2012年3月27日のニュース