日テレ大久保社長 開幕直前の朝日新聞報道は「残念」

[ 2012年3月27日 06:00 ]

 日本テレビの大久保好男社長(61)は26日の定例記者会見で、巨人の契約金超過問題に関する朝日新聞の報道について「プロ野球が開幕する時期にこうした騒ぎが起こることは、プロ野球中継を放送し、ファンに楽しんでもらうテレビ局として残念な事態だ」と述べた。

 巨人の取締役を兼務する同社長は、かつて球界で申し合わせていた契約金の最高標準額1億5000万円(出来高払い5000万円を含む)について「上限ではなく、緩やかな目安だった」と強調。その上で「事実に基づいて、ファンに誤解を与えることがないような報道をしていただきたい。桃井球団社長の抗議は十分理解できるし、私も同様に考えている」とした。

 また、巨人の渡辺恒雄球団会長(85)は同夜に報道陣に対応したが、開幕前のチームについて「オープン戦が駄目だからな」と話すにとどまった。

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2012年3月27日のニュース