横浜 不気味な存在 先制打は元エース ダメ押しは代打の切り札

[ 2012年3月26日 11:37 ]

第84回選抜高校野球第5日 1回戦 横浜4―0高知

(3月26日 甲子園)
 先制打を放った4番打者は元エースだった。

 初回、1死一、二塁で横浜・山内は球に逆らわず、逆方向の左中間へ運び、先制の2点二塁打。先発の柳を援護した
 実は山内、昨春までエースの代名詞・背番号1を背負っていた。投球が安定せず、この春も背番号は3。「夏はまた投手に挑戦したい」と話す主砲の一撃でチームは乗った。

 7回には代打の代打、切り札の伊藤がダメ押し打。「外角低めは昨日の夜から打とうと思っていた。配球の中で必ず1球は来るので」と、読みが冴えての一本。今年はそれほど…という前評判の横浜だが、不気味な存在である。

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2012年3月26日のニュース