オープン戦終了…10球団監督の開幕に向けた“本音”は?

[ 2012年3月26日 06:00 ]

 【オープン戦終えて一言】

 ▼中日・高木監督 順調とまでは言えんけども、ベテラン連中も最後の楽天3連戦でそれなりの状態に仕上がったと思う。ただ、若手がもうちょっと目立ってほしかったけど、それがなかった。きょう打った福田ぐらいじゃないかな。

 ▼ヤクルト・小川監督 野手はアピールすることを一生懸命やっていた。投手は調整のよしあしはあるけど、開幕へ向けた準備はできたと思う。これから開幕戦までに、選手の持ち味をどう引き出すかを考えていきたい。

 ▼広島・野村監督 やるべきことは全てやってきた。先発のアタマ数はそろった。ただ、無駄な四球を出したりカウントを悪くすると、やはり悪い結果になる。大量点は今年も取れない。あとはシーズンに入ってどれだけやってくれるか。

 ▼DeNA・中畑監督 1試合5、6本のヒットで勝ち目を見いださないといけない苦しさはある。ただ頑張れば点をもぎ取れるという手応えが選手にも出てきた。ケガ人が多くて固定メンバーで戦える状態ではないけど、いい準備はできた。

 ▼ソフトバンク・秋山監督 昨年のシーズン前に比べ、こちらがイメージする通りには(調子が)上がらず、悩ましい部分はある。まずは自分のチームの形を固めなくては。他球団の調子はいいが、いいスタートを切れるようにしたい。

 ▼日本ハム・栗山監督 周囲から「ダルビッシュの穴が埋まった」と言われなかった。それは監督の仕事ができていないということなのかな。ただ、若い投手が成長する環境を野手が(打つことで)つくってくれた。不安もあるがベースはできた。

 ▼西武・渡辺監督 シーズンに向けて試したいことはできた。あとは、いかに結果につなげていけるか。いろんなミスが出たけど、プロだから開幕してから出ないように修正するはず。われわれは選手を信じて、選手は首脳陣を信じて開幕を迎えることができれば。

 ▼オリックス・岡田監督 最後0点に抑えて終わるのと、1点取られて開幕へ向かうのでは違うからな。野手もみんな打席に立ったし、あとは気分を高めて30日に向かうだけ。オープン戦の記録は関係ない。また0からのスタート。

 ▼楽天・星野監督 チーム打率、防御率は良かったが、野球は点取りゲーム。点が取れなかった。打線はまだまだだが、みんなレベルは上がってきた。アーリーワークでこれだけバットを振ってきたんだから、いい結果が出ないとバットに失礼。

 ▼ロッテ・西村監督 守備で細かいミスが出ているのでしっかりやっていかないと。収穫は投手陣で言えば新人。藤岡だけでなく、中後、益田も中継ぎで使えるメドがたったのは大きい。外野からコンバートした大松も一塁手らしくなってきた。

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2012年3月26日のニュース