広島・松山 オープン戦首位打者 三塁定位置奪取だ!

[ 2012年3月26日 06:00 ]

マツダスタジアム内に設置されたカープ浮上かば「かーぱくん」の背中に乗り笑顔の岩本(左)と松山

オープン戦 広島2-4ソフトバンク

(3月25日 マツダ)
 5年目の広島・松山が3番スタメンで2安打をマーク。93年のメディーナ以来、チームでは19年ぶり4人目のオープン戦首位打者に輝き、30日の開幕中日戦(ナゴヤドーム)へ、中軸でのスタメン出場を確定させた。

 「毎試合出させてもらって経験を積み、結果も残せた。いい手応えでシーズンに入れる。この調子を崩さすに臨みたい」

 帆足から3回、遊撃内野安打を放って栗原の先制打を呼ぶと、5回にも114キロの変化球を右前へ運んだ。左対左を苦にせず打率.403。成長ぶりを数字で示した。

 今春はチームで唯一全19試合に出場。本職は外野ながら、打撃力を生かすため昨秋から三塁にも挑む。この日は土の球場で初めてサードに入り、2度の守備機会を無難にこなした。そんな26歳を野村監督は「走者を置いて左投手から打ったのはよかった」と好評価。定位置なし…異質のレギュラーが誕生した。

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2012年3月26日のニュース