先頭打者に４度も四球…西武・岸　開幕に不安残す

＜西・ヤ＞３回１死二、三塁、畠山に２点適時打を浴び、杉本コーチ（８８）とナインに声をかけられる西武・岸（右）

オープン戦 西武３－４ヤクルト

（3月25日 西武Ｄ）
　右脇腹痛から復帰登板となった西武の岸が、５回５安打３失点で不安を残した。

　制球が定まらず、先頭打者に４度も四球を許し「ボールが先行して、（投手有利の）カウントをつくることができなかった。本番になったら、こういう投球は許されない」と反省した。渡辺監督も投球内容には不満を感じながら「実績はあるから、体に問題がなければローテーションに入ってくる投手」。患部に問題がなければ、開幕カードの日本ハム戦（札幌ドーム）に先発させる。