「外敵」に注意!ダルにサソリ、スカンク注意報

[ 2012年3月23日 06:00 ]

 ダルビッシュ有投手(25)が所属するレンジャーズに、サソリとスカンクへの注意報が発令された。21日(日本時間22日)、球団スタッフの宿泊先にサソリが出たことが判明。アリゾナ州には50種類以上のサソリが棲息するとされ、細長い尾にある毒針に刺されると、呼吸困難や筋肉のけいれんなどを引き起こすこともある。球団関係者は「小さい方が毒素が強くて危険だ」と話し、選手にも「気をつけるように」と注意を促したことを明かした。

 それ以上に危険なのはスカンクだ。サプライズの球場警備員は「夜になって気温が低くなれば、木々の間から出てくる」と警戒を呼び掛ける。体長約50センチでリスのような小動物だが、身を守るため、近づくものに強烈な分泌液を発射する。腐った卵やタイヤが焦げたような異臭を発し、自動車でひいてしまうと一発で廃車。直接掛けられると、完全脱臭まで1カ月近くを要するともいわれ、航空会社から搭乗拒否されることもある。

 開幕まで残り約2週間。キャンプを順調に過ごしているダルビッシュだが、思わぬ「外敵」への警戒も必要かもしれない。

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2012年3月23日のニュース