石巻工「留守番」のシニア元気付ける雄姿

[ 2012年3月23日 06:00 ]

センバツ 石巻工5-9神村学園

(3月22日 甲子園)
 石巻工のグラウンドでは部が留守の間、地元の野球チーム「石巻中央リトルシニア」に所属する中学生らが練習を続けている。

 同シニアからは同校のエース・三浦拓実投手らが育ったが、昨年3月の震災で、できたばかりの専用グラウンドを失った。震災後初めて練習ができたのは5月の連休だった。ただ、練習の最中に突然泣きだす選手も。鈴木涼平君(15)は「1カ月、2カ月たって悲しみが襲ってきた」と振り返る。石巻工の甲子園での雄姿は「後輩」も元気づけたはずだ。

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2012年3月23日のニュース