開幕投手の斎藤 オープン戦最後のマウンドは7回3失点

[ 2012年3月22日 21:00 ]

6回を投げ終え、ベンチで吉井コーチ(右)と話す日本ハム・斎藤

 日本ハムは22日、札幌ドームでソフトバンクと対戦し、5-3で勝った。日本ハムの開幕投手に決定している斎藤は先発し7回5安打3失点、自責は2。丁寧にコースを突く投球を心掛けて開幕投手に向け及第点の内容だった。

 初回、ソフトバンクは先頭の本多が遊撃手のエラーと犠打で二進し、内川の右前打であっさり先制。

 だが、日本ハムはその裏、陽岱鋼の右安打を足場に好機を築き、中田の左翼フェンス上段に直撃の左越適時二塁打で追いつき、続くスレッジの左中間2塁打で逆転に成功した。中田は「崩されてちょっと詰まったけど、しっかりと球を捉えることができた」と満足げ。

 日本ハムは3回にも四球の中島を塁に置き、と鵜久森の中越え2塁打で加点。4回にも陽岱鋼の中前打で1点を加えた。

 打線の援護で落ち着いたか、斎藤は2回以降は無失点。だが5回、先頭の長谷川に四球を与えると細川に左翼線二塁打を打たれ、本多の二ゴロ間に1点、さらに内川の右前打で1点差に詰め寄られた。

 だが、6回、7回は無失点で切り抜け、8回から新人の“完全男”森内にマウンドを譲った。斎藤は7回5安打3失点、自責は2。

 8回に日本ハムは稲葉のタイムリーで加点。日本ハムの2番手・森内は3人ピシャリ。3番手の石井は3者連続空振り三振の快投を見せた。

 ソフトバンクの先発候補ピントは追い込んでからの制球が悪く、4回4失点と不安を残した。内川が2安打2打点と好調。

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