山本昌11イニング無失点 3戦目任せろ

[ 2012年3月22日 06:00 ]

<西・中>力投する中日先発・山本昌

オープン戦 中日5-8西武

(3月21日 西武D)
 おっさんが元気だ!プロ29年目、中日・山本昌投手(46)が西武戦に先発し2回2安打無失点の好投。これでオープン戦4試合、計11イニング連続無失点となった。すでに開幕3戦目・4月1日広島戦(ナゴヤドーム)の先発が決まっている左腕。10年ぶりの開幕カード先発に、万全の状態で向かう。

 納得のいかない状態でも、最低限の結果は出す。山本昌が存分に存在感を披露した。

 「調子は悪かったけど、こういう日もある。今まで何百回も経験してきたし、その中でも何とか試合をつくっていかないといけないので」

 2回無失点。衰えを知らない46歳が10年ぶり開幕カード登板に向け、順調に調整を進めた。

 熟練の技だった。直球の最速は132キロ。だが最も遅い106キロのカーブをはじめ、多彩な変化球を織り交ぜ、直球を速く見せた。ベストメンバーの西武打線に2安打は許したが、オープン戦の無失点イニングを11回にまで伸ばし登板を終えた。

 「今までが順調に来たので、こういう時があって、いい感じかな。流れ的には、ね」

 豊富な経験があるからこそ、不本意な内容もプラス思考で受け止めた。

 感謝の気持ちを胸に、4月1日・広島戦のマウンドに立つ。今年1月、高木監督から開幕投手候補に挙げられた。3月上旬に3戦目の登板を指揮官から伝えられたが“その気”になったことが、結果的にハイペースかつ順調なここまでの調整につながった。

 「吉見が適任。悔しいも残念も、ホッとしたというのもないです。最初から使っていただけるのが光栄だし、開幕カードを与えてもらったことの方が嬉しい」

 史上最年長開幕投手は逃したが、すがすがしい表情だった。

 今後はオープン戦最終戦となる25日の楽天戦(ナゴヤドーム)で6回100球をメドに登板。中6日で開幕3戦目に向かう。

 「1年、ケガなく頑張ることが大事。その下地を次の1試合でつくりたい」

 29回目のシーズン。46歳の挑戦が、まもなく幕を開ける。

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