バント安打に好走塁 川崎「足攻」でアピール

[ 2012年3月22日 06:00 ]

レッズ戦の5回、犠飛で三塁から生還するマリナーズ・川崎

オープン戦 マリナーズ8-1レッズ

(3月20日 グッドイヤー)
 マリナーズ・川崎が「1番・遊撃」で先発し、見事な「足攻」を披露した。

 「三塁側に転がしたのがよかった。いつもちょっとピッチャー寄りだったので」

 そう振り返ったのは初回。ゴールドグラブ賞8度の三塁手ローレンの隙を突いてバント安打。三塁線に絶妙に転がした(記録は捕手への内野安打)。そして、ハイライトは5回だった。1死から中前打で出塁すると、大きなリードで、左腕フランシスのけん制悪送球を誘い、一塁から一気に三塁を陥れた。次打者のロドリゲスの浅い中飛で生還。自身の安打1本で、1点をもぎ取った。

 第5打席でも左前に適時打を放ち、オープン戦2度目の猛打賞。試合後は、自身のことよりも、岩隈について「凄くいい投球をしてくれた。堂々としていた。さすが、クマだなぁと思った」とピンチでの踏ん張りを称えていた。

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2012年3月22日のニュース