「全部は見せたくない」斎藤 スライダー隠して2発被弾

[ 2012年3月15日 09:13 ]

パドレス戦の6回に登板し、2本塁打を浴びたダイヤモンドバックス・斎藤

オープン戦 ダイヤモンドバックス0―8パドレス

(3月14日 アリゾナ州スコッツデール)
 ダイヤモンドバックスの斎藤はパドレス戦で0―0の6回に3番手で登板して2本塁打を許し、1回を2安打2失点だった。チームは0―8で敗れ、敗戦投手になった。

 6回、3番打者に初球の浮いた直球を右翼席へ運ばれると、4番打者には中に入ったツーシームを捉えられて中越えの特大の一発。過去2度の登板でも課題だった直球系の球が、ともに失投になった。

 斎藤は「球が高かった。体が軽い感じ。ボールに力が乗るタイミングを合わさないと」と冷静に分析。同じ地区のパドレス相手に失点し「大いに反省する」と言いつつも「全部は見せたくない。この時期しか試せない」と、武器のスライダーはほとんど見せずに打者のデータを得た。後続は「非常に良かった」という緩い変化球を織り交ぜ、3人で断った。(共同)

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