“変身”寺原２回零封　剛球イメージ消え変化球コースに

＜オ・巨＞２番手で登板し、２回をピシャリと抑えたオリックス・寺原

オープン戦 オリックス４－０巨人

（3月13日 京セラＤ）
　オリックスの２番手で登板した寺原が２回を６人でピシャリ。キャンプで右肩の張りを訴え、実戦登板が遅れていたが、開幕先発陣入りが見える好内容だった。

　持ち味の球威には調整の余地を残したが、変化球を丁寧にコースに決め、巨人打線を手玉に取った。手応えを感じた様子の右腕は「やっとスタートラインに立てた。ストライク先行でいけた」と満足そう。岡田監督も「（開幕には）間に合った感じやな。力みなく軽く投げていた」と評価していた。