青木「やってきた成果が出た」6球ファウル後に技あり安打

[ 2012年3月10日 10:26 ]

インディアンス戦の後、ファンにサインをするブルワーズ・青木

オープン戦 ブルワーズ12―2インディアンス

(3月9日 アリゾナ州メリーベール)
 ブルワーズの青木はインディアンス戦で6回の守備から中堅に就き、2打数1安打1打点だった。内容は二ゴロ(打点1)、左前打。試合は12―2で勝った。

 青木が持ち味を生かした技ありの安打を放った。8回1死走者なし。4球で追い込まれてから、6球ファウルを続けた。「あれくらい(の球速)なら変化球待ちでもファウルで粘れる」と日本でも屈指のバットコントロールを見せ、11球目の外角の変化球をきれいに捉えて左前へ。「打てる球を待っていた。やってきた成果が出た」と満足げにうなずいた。

 6回無死三塁では2ボール1ストライクから二ゴロで打点を挙げた。だが、青木は「迷った打席」と試合後はレネキー監督に自ら話し掛けて戦術を確認。「2ストライクまでは安打を狙っていい」との方針に「監督の考えでしっかりプレーできるようにしたい」と話した。(共同)

続きを表示

2012年3月10日のニュース