中田また猛打賞!栗山監督に本拠地初白星プレゼント

[ 2012年3月8日 06:00 ]

<オープン戦 日・ロ>試合後、満面の笑みで中嶋兼任コーチとハイタッチする栗山監督

オープン戦 日本ハム11-0ロッテ

(3月7日 札幌D)
 日本ハムの4番・中田の勢いが止まらない。オープン戦5試合目で早くも3度目の猛打賞となる3安打で打率・476だ。持ち味である「フルスイング」に「コンパクト」という要素が加わった。

 大振りするのではない。芯を捉えた打球はことごとく内野の間を抜けていく。「どんどん振りにいけている。確実に仕留めにいく気持ちがいい結果につながっている」と笑顔で振り返った。

 キャンプ中からボールに対するバットの角度、打球の角度にこだわって無休でバットを振り込んだ。だが試合では「角度」には一切こだわらず無心で臨む。8回の右前打にも「見送ればボールで四球だった」と反省。結果だけに慢心することなく、つなぐ意識は忘れない。紅白戦からフル出場中の疲れはある。札幌市内の自宅で起床時に疲れは感じても「気付いたら忘れて、気付いたら試合が終わっている」と野球に集中することで充実した日々を送っている。

 16安打11点の打線を引っ張り、栗山監督に本拠地初白星もプレゼント。「うれしいですね。(今後も)相手を威圧するようなスイングをしたい」と力強く言った。

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