菅野2回零封!浪人生活では“巨人ローテ”調整

[ 2012年3月8日 06:00 ]

紅白戦に先発登板した東海大の菅野智之投手

 昨秋ドラフトで日本ハムからのドラフト1位指名を拒否し、浪人することを決めた東海大の菅野智之投手(22)が7日、同大学の沖縄キャンプでの紅白戦に先発。2回2安打無失点、2奪三振に抑えた。

 対外試合に出場できない今後の対策としてプロ野球の投手と同じように、中5日のペースで実戦形式に登板する「プロ流調整」を宣言。さらに意中の巨人入りに向けた打撃練習にも着手することを明かした。

 何の迷いもなく腕を振る。菅野の投球は自身の信念を貫いて浪人期間を過ごす覚悟の表れだった。テレビカメラ5台、報道陣30人が集結した今季2度目の実戦登板。力を抜いたフォームから最速144キロを計測し、2回無失点。「久しぶりに(報道陣に)たくさん集まってもらって緊張感もあった。出来としては底辺にいかないくらい。でも、感覚は少しずつ戻りつつある」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。

 来季のプロ入りを見据え、異例の調整法を行っていくことも明かした。プロ球界では先発投手の登板間隔は通常、中5日か中6日のペース。そのため、プロ野球が開幕する4月頃から中5日で東海大の紅白戦などの実戦に登板し「プロで先発ローテーションに入ったと仮定して、試合前のブルペンと試合とで計200球くらい投げ込む日をつくりたい」と、プロのシーズンと並行した日程で調整していく。横井人輝監督も「試合から逆算して投げられる体づくりをさせたい」と環境面でも全面協力する方針だ。

 さらに意中の巨人はDH制のないセ・リーグに所属。DH制を採用していた首都大学連盟に所属する東海大では、試合はもちろん練習でさえ打撃練習を行う機会はほとんどなかった。だが、今後は「終盤で打席が回ってきてバントができなくて代打を送られるのは嫌。もともと打撃は好きなので」とバントや打撃練習も力を入れていく。

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