早期降板も…岩隈 初先発で持ち味披露「攻めたことは収穫」

[ 2012年3月6日 09:39 ]

パドレス戦の1回、安打を許し苦い表情をするマリナーズ・岩隈

オープン戦 マリナーズ13―7パドレス

(3月5日 アリゾナ州ピオリア)
 マリナーズの岩隈がオープン戦で初先発し、パドレスを相手に1回を3安打1失点(自責点0)。3イニングの予定を大幅に切り上げることになったが、試合後は落ち込んだ様子はなく「しっかり腕を振れて、真っすぐも前回の紅白戦より良かった。ストライクも先行できた」と話した。

 味方に二つの失策が出る不運もあり、初回に35球を要した。3番打者から3連打を浴びたがいずれも野手の間を抜けていくゴロ。4番に許した中前打も「併殺にとれると思った。あまり(結果は)気にしていない」。ゴロを打たせるという持ち味はひとまず見せることができた。

 1死満塁からはベテランの巧打者、コッツェーを外角速球で空振り三振に仕留め、次打者を一塁への小飛球に打ち取った。「攻めて投げることができた。収穫と見ていい」。早期降板となったが、ウィリス投手コーチも「現段階で無理する必要はない」と心配はしていない様子だった。(共同)

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