ソフト君大嶋 “早大の先輩”桑田氏からエール

[ 2012年3月6日 06:00 ]

新人研修会の講義の合間に笑顔を見せる日本ハム・大嶋(中)ら各球団のルーキー

 早大の「先輩」からのエールに、ソフト君も大感激だ。新人研修会が都内のホテルで行われ、早大ソフトボール部出身で日本ハムのドラフト7位・大嶋も出席。元パイレーツの桑田真澄氏(43)による、自身の「野球道」などをテーマにした講義に「僕も肝に銘じてやっていきたい」と思いを新たにした。

 講義の冒頭、桑田氏から「この中で早大出身の人は?」と聞かれて手を挙げなかった大嶋。「僕は野球部じゃないんで…」と頭をかいたが、桑田氏の経歴も異色だ。現役引退後の09年、早大大学院に入学。在籍時には準硬式野球部の一員として試合にも出場した。当時2年生だった大嶋は、桑田氏が出ていた授業に「潜り込んで、話を聞く機会があった」という。プロ選手の自覚の持ち方、野球に取り組む姿勢などの講義に再び耳を傾け「あらためて聞けて良かった。自分の引き出しの一つにしたい」と話した。

 そんな「後輩」に対して桑田氏は「ソフトボールだけじゃなく準硬式や軟式からも(プロが)出てくれば。そういう意味でも頑張ってほしいし楽しみ。アンダースローを打つのがうまいかも」とエール。現在は2軍で調整中の大嶋も「ありがたい話。うれしい。やるかやらないかは自分次第」と奮起を誓った。

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2012年3月6日のニュース