十亀 3回無安打無失点も開幕ローテ入りへ2つの課題

[ 2012年3月5日 06:00 ]

<巨・西>3回無安打無失点と力投する西武・十亀

オープン戦 西武4-0巨人

(3月4日 東京D)
 2番手で登板した西武の十亀は3回を無安打無失点の好投だ。最速147キロの直球にシュート、スライダーなどの変化球を織り交ぜて、許した走者は四球の1人のみ。100キロ台前半のカーブも効果的に使った。

 それでも、投球が捕手の構えと逆にいく場面もあり「(相手の)打ち損じが多くて課題が多かった。結果はゼロでしたが、内容は納得できません」と厳しい自己評価。開幕ローテーション入りに向け「2巡目をどう抑えるかと、バテた時にどうするか」を課題に挙げた。

 渡辺監督は「十亀はあれくらい投げると思っていた。ルーキーだけど試合をつくることができるし、ボールが先行しても打ち取る技術を持っている」。キャンプ中は中継ぎや抑えでの起用も考えたが「先発として調整させます」と期待を寄せた。

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2012年3月5日のニュース