柴原氏 涙の引退セレモニー「井口のおかげでここまでやってこれた」

[ 2012年3月4日 16:47 ]

オープン戦 ソフトバンク4―3ロッテ

(3月4日 ヤフーD)
 昨季限りで引退した、元ソフトバンクの柴原洋氏の引退セレモニーが4日、ロッテ戦後にヤフードームで行なわれた。

 ヤフードームは多くのファン達が残り、応援歌を大合唱すると、柴原氏の目には涙が浮かんだ。

 メモリアルバッターボックスでは、かつてのチームメートのロッテ・井口や鳥越コーチ、小久保、松中を含めたソフトバンクの選手が守備についた。井口がわざとエラーをし、ランニングホームランというオマケ付きの演出をみせた。

 両親、妻、子供、今までお世話になった人たちに対しての感謝の気持ちを述べた柴原。同い年で97年にホークス同期入団の井口に対しては「井口のおかげでここまでやってこれた。いいライバルが身近にいて頑張ってこれた」と最後は“戦友”に向かって微笑みながら感謝を伝えた。

 「15年間、たくさんの声援をありがとうございました。またホークスのユニフォームを着れるように、しっかり勉強して帰ってきます」とファンの前で誓った。

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2012年3月4日のニュース