杉内―内海豪華リレー!涌井も好投 打線は不発

[ 2012年3月3日 20:35 ]

西武戦に先発し、3回を無安打無失点と好投した巨人・杉内

 開幕投手を狙う巨人の両左腕がともに無失点。先発の杉内は3回を無安打に抑え、2番手の内海は4回で6三振を奪った。西武は開幕最有力候補の涌井が4回無失点と順調な仕上がり。昨季新人王の牧田も2回を無得点に抑えた。

【試合速報】

 巨人は3日、今季初の本拠地・東京Dでのオープン戦で西武と対戦。先発投手は巨人が杉内、西武は5年連続の開幕投手を狙う涌井。また、巨人はボウカーを対外試合では初のクリーンアップとなる3番に据えた。

 杉内は3回を投げ、2四球のみの無安打無失点投球を見せ、内海にバトンタッチ。

 一方、涌井は4回を投げ無失点。4回には2死一、二塁から小笠原に中前打を打たれたが、本塁で仕留め得点を許さなかった。

 内海は4回、クリーンアップをいきなり三者連続三振に切って取る貫禄の投球を披露。6回まで無失点、1安打5奪三振。7回には先頭の中島に二塁打を打たれるなど、2死一、三塁のピンチを招いたが、最後は高山を空振り三振に切って取った。

 登板後には、杉内と内海はベンチに並んで座り、笑顔を見せながら話す場面もあった。

 巨人は、8回にはロメロが登板し3者凡退。西武も牧田が8回、9回と無失点に抑え0-0で引き分けた。

 巨人の新打線は、6安打も無得点と機能しなかった。

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