ボウカー3番抜てき 4番村田、5番阿部の無敵打線だ

[ 2012年3月3日 06:00 ]

3番抜てきが決まった巨人・ボウカーは打撃練習で快音連発

 巨人の新外国人ボウカーが3日、今季初めて東京ドームで行われる西武とのオープン戦で3番デビューする。対外試合では初のクリーンアップ抜てきとなる。

 今季初の東京ドーム練習。原監督は「これまでの成績をみたらこんな感じでしょ。1番長野、2番松本、3番ボウカー、4番村田…」と新オーダーを披露した。目玉はここまで先発では2番での出場のみで、対外試合で打率・389、8打点、3本塁打と絶好調のボウカーの3番昇格だ。

 ボウカーは「どこを打つのも変わらない。でも高い期待は感じている。自負もある」と自信を見せた。さらに外野が本職の助っ人は2日連続で一塁を守り、サインプレーにも参加。原監督は「危機管理じゃないけどね」と起用の幅を広げる腹づもりだ。

 ボウカーの3番昇格により4番を村田、阿部を5番に入れ替える。ただし「ジグザグ打線はあくまで理想。4番村田は必ずしもそうじゃない」と指揮官。ボウカー3番に加え、長野の1番、坂本の6番適性を見極めるため7試合程度、新打線をテストする意向だ。戦力充実による無敵オーダー結成へ、原巨人が貪欲に突き進む。

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2012年3月3日のニュース