ソフトBキャンプ打ち上げ ルーキー嘉弥真は苦笑い「きつかった」

[ 2012年2月29日 17:39 ]

本多選手会長(手前)の音頭による一本締めでA組のキャンプを打ち上げたソフトバンク。後方左から秋山監督、松田、内川、山崎、松中の各選手

 プロ野球ソフトバンクが29日、2月1日から宮崎市の生目の杜運動公園で行っていた主力中心のA組のキャンプを打ち上げた。2年連続日本一を目指す秋山幸二監督(49)は「(定位置争いが激しい)シチュエーションの中、選手らは意識して一生懸命やってくれた」と総括した。

 九州出身選手の多くも充実した1カ月を過ごした。昨季首位打者の内川聖一外野手(29)=大分県出身=は終盤の実戦で安打を重ね、調整は順調。「昨年は移籍1年目で緊張していたが、ことしは落ち着いたキャンプになった」と振り返った。練習中に大きな声を出してチームを盛り上げた新選手会長の本多雄一内野手(27)=福岡県出身=は「一人一人が引っ張ってくれて、いいキャンプになった」と満足げ。正遊撃手の座を狙う今宮健太内野手(20)=大分県出身=は連日、特打と特守を行った。実戦で好結果を残せず「悔しいこともあったが諦めるつもりはない」と巻き返しに燃える。

 ベテランの松中信彦外野手(38)=熊本県出身=は「(メニューを)順調にこなせた」と納得顔で、新人の嘉弥真新也投手(22)=沖縄県出身=は「きつかった」と苦笑いも充実した表情。ドラフト1位ルーキーの武田翔太投手(18)=宮崎県出身=は「やりたいことはできた」と話した。

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2012年2月29日のニュース