星野監督、ドラ6島内を“足の切り札”に指名

[ 2012年2月29日 06:00 ]

馬場コーチ(右)から指導を受ける島内

 楽天の星野監督が直系の後輩を足のスペシャリストに指名した。

 Kスタ宮城室内練習場で全体練習を再開し、50メートル走5秒8のドラフト6位・島内(明大)を代走専門としてオープン戦に抜てきする計画を披露。楽天は昨季、内村がレギュラーに定着したことで試合終盤の代走要員が不足。僅差を争う展開では足の切り札が欠けていた。指揮官は大学の後輩にあたる島内の俊足に目をつけ「走塁をやらそうと思ってな。スペシャリストとして」と期待をかけた。

 島内は本西守備走塁コーチからスタートの切り方、ステップの幅などについて指導を受け「失敗を恐れずに早いカウントから走りたい」と意欲。昨季52盗塁の聖沢は「足は速いし、いずれ出てくる選手だと追う」と素質に太鼓判を押した。俊足ルーキーの目標は開幕1軍。大先輩・闘将の期待に応えてみせる。

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2012年2月29日のニュース