オリオールズ・和田が左肘痛訴え検査 フリー打撃登板回避

[ 2012年2月27日 06:00 ]

左肘痛を訴えフリー打撃登板を回避したオリオールズの和田

 オリオールズの和田毅投手(31)が26日(日本時間27日未明)、左肘痛を訴え、フロリダ州サラソタ市内の病院でエックス線検査を受けた。バック・ショウォルター監督が「左肘に少し痛みを感じているようだ」と明かした。

和田はこの日、1度球場入りしてから球団トレーナーと話し合いを行い、その後に病院へ。午前10時30分には再びクラブハウスに戻ったが、報道陣の「お話しできますか」の問いには「できれば…」と語るにとどまった。この日行う予定だった初のフリー打撃登板も回避が決まった。

 和田はキャンプ初日となった19日から、中1日で3度の投球練習を行ってきた。25日には、フリー打撃登板について「あっという間に実戦に入っていくと思うので、感覚をつかんでいきたい」と意欲を示していた。自身は中日からオ軍入りしたチェンらとともに先発ローテーション入りを争う立場。オープン戦の結果次第では開幕マイナースタートの可能性も秘めている。検査の結果次第では、オープン戦の登板も大幅に限られるというピンチに立たされる。

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2012年2月27日のニュース