「正義は私にある」ブラウンあらためて潔白主張、検査の不備も指摘

[ 2012年2月25日 11:35 ]

記者会見するブルワーズのブラウン外野手

 米大リーグを代表する強打者で、薬物規定違反への異議申し立てが認められたブルワーズのブラウン外野手が24日、キャンプ地のアリゾナ州メリーベールで記者会見し「正義は私にある。薬物は体のいかなる部分からも決して入っていない」と、潔白をあらためて主張した。

 昨季ナ・リーグ最優秀選手に輝いたブラウンは昨年10月のドーピング検査で陽性反応を示した。だが、ブラウンは採取された尿サンプルの取り扱いに不審な点があったなどとして調停を申請した。大リーグ公式サイトなどによると、尿サンプルは採取当日に検査機関に送られるべきところを収集担当者が自宅に持ち帰り、配送業者に預けたのは翌日昼だったという。

 ブラウンはまた、尿を採取した際に本人と担当者以外の第三者がいたことも明かし、検査態勢の不備を強調した。(共同)

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2012年2月25日のニュース