ダルの心がけ「変に日本人選手だけで固まるのも失礼」

[ 2012年2月25日 06:00 ]

会見中、笑顔を見せるレンジャーズ・ダルビッシュ

 【レンジャーズ・ダルビッシュに聞く】

 ――メジャーの打者に対して投げるイメージは膨らんできたか。

 「僕の一番いいところは、球が速いというよりも、その試合ごとに決め球やカウント球を変えられる球種の多さ。1試合ずつそれを変えていければいいかなと思う」

 ――各5分ずつ行った投球練習とフリー打撃。やりにくさは。

 「それを含めて全てに適応する以外何もないし、文句を言うつもりもない。5分と言われれば5分投げます」

 ――キャンプでの楽しみや不安があれば。

 「別に楽しみに来ているわけではない。野球をするために来た。ただ普通に野球を楽しむというか、それで十分」

 ――チームメートと積極的にコミュニケーションを取っている。

 「レンジャーズのユニホームを着ているので、話しかけるのは当たり前。変に日本人選手だけで固まるのも失礼。まだ多少言葉は出てこないけど、それでもめちゃくちゃな英語で話している」

 ――大リーグで勝負できると思うポイントは。

 「凄く細くてパワーもなかったが、トレーニングと食事できつい思いをしてこの場にいる。努力した分、他の選手と体格も変わらないくらいまで来ているし、体の面では負けてない。何となくやれそうな気がする」

 ――日本の投手が活躍しきれていない状況を打破したい気持ちは。

 「ある。ただプレッシャーはない」

 ――多くの注目を浴びていることは。

 「(注目度は)少し過剰だと思う。こんなに注目される人間かと自分では思う」

 ――米国の好きな部分は。

 「食事はオーガニックが多く、レストランに居ても何も言われない。凄く楽しく、全部が好き」

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2012年2月25日のニュース