世界最速169キロ左腕チャプマン 先発転向も 指揮官「ダメなら戻せばいい」

[ 2012年2月23日 08:06 ]

投球練習をするチャプマン

 世界最速の105マイル(約169キロ)を誇るレッズの左腕、アロルディス・チャプマン投手(23)が、今季から先発に転向する可能性が浮上した。

 ダスティ・ベーカー監督が「先発できるかどうか、見極める時間は十分ある。たとえダメなら、ブルペンに戻せばいい」と語った。3月からのオープン戦を適性テストと位置づけ、開幕までに見極める方針だ。

 チャプマンはキューバ出身。09年の第2回WBC後に同国から亡命し、一昨年にレッズ入りした。最近2年間はセットアッパーを務め、オフにプエルトリコのウインターリーグで先発を務める予定だったが、左肩痛のためキャンセルしていた。

 昨年4月には非公式ながらが106マイル(約171キロ)を計時したチャプマンも「オフの間、先発転向へ向けて準備してきた。先発できることを証明する」と意欲を語った。

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2012年2月23日のニュース