ラミレスの打撃支える「右ストレート+なんでやねんの左」

[ 2012年2月23日 08:00 ]

ラミレスの打撃を支える「右ストレート」のような引き

 昨季までの11年間で積み上げた安打は1850本。DeNAのアレックス・ラミレス外野手(37)の安定した打撃を支えているのは、どんな球種、コースでも変わらない右腕と左腕の動きだ。ヤクルト、巨人、そして来日12年目の今季からは新生球団の主砲として期待を集める助っ人の打撃の「核」となる動きに迫る。

 なぜコンスタントに打てるのか。今季は外国人で前人未到の通算2000本安打も視野に入れるラミレスは「どんな状況でもレベルスイングをすることが大事。自分は右腕と左腕の動きを確認して打席に入る」と言う。

 まず右腕はボクシングの「右ストレート」のように前方に突き出し「拳が胸に近いところを通って外側に出る感覚」と説明する。左腕は漫才コンビの片方が「なんでやねん!」と突っ込みを入れるような動き。両腕を組み合わせるとバットの軌道が地面と平行なレベルスイングとなり、強いインパクトを実現できる。

 このルーティンが生まれたのは来日3年目でヤクルト時代の03年。開幕前に「変化球でタイミングを崩された時にバットが下から出ないようにするにはどうしたらいいのか…」と自問自答した。レベルスイングを意識して素振りを繰り返す中で右腕と左腕の独特な動きを発見。片腕ずつ動きを確認して打席に入ると、どんなにタイミングを外されても、コースが厳しくても、バットは理想の軌道を描いた。01、02年は2割台だった打率が同年は一気に・333、20本台だった本塁打は40となり、打点も初の3桁となる124を稼いだ。

 21日の韓国・ハンファ戦(宜野湾)では実戦初打席で内角直球を苦にすることなく左翼線二塁打。チームが替わっても、スイングは変わらない。

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