超攻撃型2番のボウカー 「自分としては楽しかった」

[ 2012年2月19日 09:29 ]

<巨・広>初回1死、ボウカーが初球を右中間三塁打

オープン戦 巨人3―8広島

(2月18日 サンマリン宮崎)
 巨人の新外国人ボウカーが「2番・左翼」で、強烈な存在感を見せつけた。

 「2番は自分としては楽しかった。うまい具合にクリーンアップにつなぐことができた。最初の試合で結果が出て、いいステップになった」

 初打席。広島・中崎の初球、135キロの直球を振り抜いた。打球は右中間を深々と破り、一気に三塁へ。2死一、三塁から村田の中前打で生還。チーム初安打と同時に、チーム初得点も記録した。そして3回無死一塁、5回無死一、二塁では、ベンチから送りバントのサインは出なかった。

 岡崎ヘッドコーチは「あの打撃をしてくれれば、2番ないし、クリーンアップでも考えられる」。メジャーで5試合しか経験のなかった2番スタメンで輝きを放ったボウカー。巨人に「強打の2番」が誕生する予感が漂い始めた。

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2012年2月19日のニュース