ナックル武器200勝…45歳ウェークフィールド引退

[ 2012年2月19日 06:00 ]

 ナックルボールを武器に通算200勝を挙げたレッドソックスのティム・ウェークフィールド投手(45)が17日、引退を表明した。フロリダ州のキャンプ地で記者会見し「寂しいが、退く時だと決断した。レッドソックス以外で投げるつもりはない」と話した。

 ウェークフィールドは92年にパイレーツでデビュー。揺れながら落ちる「魔球」を駆使し、98、07年には自己最多の17勝をマークした。200勝180敗、防御率4・41の成績を残した右腕は「レッドソックスで17年間プレーできたことを幸運に思う。ただただ感謝している」と感慨深げに振り返った。同僚の松坂は「長い時間をかけて考えた末の結論だったと思う。近くで見ていて、まだできると思っていたので残念」。200勝を達成した昨年9月13日のブルージェイズ戦が、右肘手術からの自身のメジャー復帰戦と重なった田沢は「本当に思い出に残っている」と話した。

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2012年2月19日のニュース