巨人、奪回のキーマン!「2番・ボウカー」テスト

[ 2012年2月18日 06:00 ]

バント練習するボウカー

オープン戦 巨人-広島

(2月18日 サンマリン宮崎)
 新生原巨人は超攻撃型オーダーの目玉として、「2番・ボウカー」で18日のオープン戦初戦の広島戦に臨む。打順を公表した原監督は「可能性を見たい。彼の場合いろいろな可能性がある」と、評価急上昇助っ人の未知の力に期待した。

 78年の歴史を誇る巨人で、外国人選手が2番を務めた例はほとんどない。近年では94年にグラッデンが2試合に先発しただけ。大リーグ通算17本塁打の助っ人は、紅白戦3試合で二塁打2本を含むチーム最多の4安打、打率・444。高速スイングが目に留まり、高い出塁率が必要な上位に抜てきされた。本来はつなぎの打撃が求められる打順だが、指揮官は「そういう部分は彼には期待していない。細かい指示はしたくない」と話した。

 大リーグでは5試合に2番で先発したというボウカーも「細かいサインの準備をした上でいつもと違ったことはしない」と心得たもの。18日の打線は1~8番が左右ジグザグとなるが、開幕戦のオーダーがどうなるか。その青写真の一つとして、青い瞳の安打製造機が2番に座る打線は確かに脅威だ。

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2012年2月18日のニュース