松坂 3月下旬の実戦復帰視野に 変化球解禁へ

[ 2012年2月17日 06:00 ]

来月下旬にも実戦復帰する可能性が出てきたレッドソックス・松坂

 右肘手術からのメジャー復帰を目指すレッドソックスの松坂が、今週末のキャッチボールから変化球を解禁する。

 「次のブルペン投球の後に、トレーナーからキャッチボールで変化球を投げていいと言われた。前進ですね」。16日(日本時間17日)にブルペン投球を行うため、17日(同18日)以降に肘への負担が軽いチェンジアップから順次解禁していく。

 一昨年に同様の腱移植手術を行った田沢は、昨年3月上旬に変化球を投げ始め、約1カ月でマイナーのオープン戦に登板した。松坂も同様のタイムテーブルが組まれるとみられ、3月下旬にもマイナーのオープン戦で実戦復帰できる見通し。7月の球宴前後とみられていたメジャー復帰が前倒しになる可能性も膨らむが、松坂は「順調といってもここまでの話。体と相談しながらやっていきたい」と慎重だった。

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2012年2月17日のニュース