川崎 “エアイチロー”と連係確認に指揮官が高評価

[ 2012年2月17日 06:00 ]

川崎はライト方向にグラブを突き出し“エアイチロー”と声を掛け合う

 マリナーズのキャンプに招待選手として参加する川崎宗則内野手(30)が15日(日本時間16日)、キャンプ地で5日連続の練習を行った。初めて二塁で守備練習を行い、飛球処理では右翼にイチロー外野手(38)を想定して声を掛ける「エアイチロー」で、周囲を笑いの渦に巻き込んだ。持ち前の明るさで早くもムードメーカーとなっている。一方、キャンプ4日目の岩隈久志投手(30)は2度目のブルペン投球を行った。

 アリゾナの真っ青な空に、憧れの人の顔が浮かんだのだろうか。たった一人の居残り練習。川崎は左手のグラブを何度も上下させながら走り、グラウンド中に響き渡る大きな声で叫んでいた。

 「Ichi’Get out!My way!(そこをどけ)」「Ichi’I got it!(俺が捕る)」

 グラブにすっぽりと収まった白球。満面の笑みを浮かべ「エアイチロー」を表現した背番号61に、見守ったエリク・ウェッジ監督も笑顔で川崎の存在感が日々、増していることを明かした。

 「一緒にいて楽しくなる選手だ。ユーティリティープレーヤーは、フィールド上にエネルギーを運んでくれることが大事。ああやって、野球への愛を表に出してくれるのはいいことだ」

 キャンプ施設での練習も5日目。既にキャンプインしているバッテリー組の投内連係にも参加し、毎日、声を張り上げている。日本語の「ハイ」を浸透させるなど「みんなに溶け込もうと積極的で、どんどん来る。ああいうキャラクターが、うちには必要」(ロビー・トンプソン・ベンチコーチ)と、ムードメーカーとして、首脳陣に好印象を与えている。

 「(ここでも)自然体でできている。無理する時もあるだろうが、楽しく自分らしくやっていくだけ」。日本での地位を捨て挑む新天地。30歳の「野球少年」のアピールは、まだまだ続いていく。

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