“ポスト西岡”鈴木大地 シート打撃で適応力見せた

[ 2012年2月15日 06:00 ]

 「ポスト西岡」へ向け、ロッテのドラフト3位・鈴木(東洋大)がシート打撃でアピールした。小野と対戦した2打席目は2死走者なしだったが、西村監督の指示で一塁に走者をつけて再開。直後にヒットエンドランのサインが出ると、左中間に鋭い打球をはじき返した。

 強風に押し戻され左飛となったが「試されていると思ったが、無理に転がすのではなく自分の打撃ができた」と納得の手応えだった。

 3打席目の2死三塁では右翼線適時二塁打。10年オフに西岡がメジャー移籍し、昨季は遊撃手のレギュラーが不在だった。それだけに「いいものを出してくれた」と西村監督。ソウル五輪百メートル背泳ぎの金メダリストと同姓同名のルーキーは「鈴木大地さんは千葉出身で、自分も千葉の球団に入れた。これも運命かな」と笑顔で話した。

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2012年2月15日のニュース