上原 アスレチックス移籍最終段階 一両日中に結論

[ 2012年2月15日 06:00 ]

 アスレチックスが、レンジャーズの上原浩治投手(36)をトレードで獲得する可能性が高まっていることが13日(日本時間14日)、分かった。

 ア軍関係者が「現在、交換要員について話し合っている」と最終段階に入っていることを明かした。レ軍は余剰戦力となった救援陣の中で上原をトレード要員として交渉を進めており、一両日中に結論が出るとみられる。

 ア軍は数年先を見据えた若返りを図るために、今オフは主力を次々と放出。レッドソックスにトレードで放出した守護神ベイリーの代役候補として、上原をリストアップしていた。レ軍は、上原の古巣・オリオールズもトレード交渉を行っているが、大リーグ関係者はア軍優勢とみている。

 上原は6球団に対してトレード拒否権を持っているが、地元メディアによると、ア軍はその中に含まれておらず、本人の了承は必要がない。現在、自宅のあるボルティモアに滞在中で、近日中にキャンプに備えてアリゾナ入りする。ア軍移籍が実現すれば、マリナーズとの日本開幕戦(3月28、29日)で、巨人時代に慣れ親しんだ東京ドームに凱旋することになる。

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2012年2月15日のニュース