大石、復調見えた!早大時代ほうふつ躍動感

[ 2012年2月14日 06:00 ]

渡辺監督(中)らが見つめる中、投球練習をする大石

 西武・大石が復調の兆しを見せた。最速155キロを計測した早大時代をほうふつさせる、躍動感のある投球フォームで133球のブルペン投球。プロ入り後、悩み続けたテークバックや体重移動が理想に近づき「久しぶりに力の入った球が多かった」と満足げだった。

 前日の紅白戦では140キロを1球計測しただけだったが「きょうは指にかかった球は144、5キロ出ていると思う」。投球後にグータッチをして大石を称えた渡辺監督も「今キャンプで一番良かった。大学時代はフォームのことを考えずに投げていたはず。その頃を感じさせる力強い球だったね」と評価した。

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2012年2月14日のニュース