成瀬カーブ捨てる 他の球種が悪くなるようなら…

[ 2012年2月10日 06:00 ]

シート打撃に登板したロッテ・成瀬

 3年連続の開幕投手を目指すロッテ・成瀬は球種を減らして勝ち星を増やす。

 フリー打撃に初登板し、井口、伊志嶺を相手に69球。安打性の打球をわずか7本に抑える貫禄の投球を披露した。エースは「思ったよりいい回転で良かった。紅白戦に向けてうまく調整していきたい」と汗をぬぐった。この日は持ち球を全球種試した。だが、今季はカーブの比率を極端に減らす意向でいる。昨季はシーズンを通して使った球種だが、他の変化球との共存に苦心し「(カーブが)変化球で一番難しい。他の球種が悪くなるようなら捨てる」。今季は直球、スライダー、チェンジアップの3球種で勝負する。見守った西村監督は「成瀬の場合はこの時期にどうこうはない。順調に来ている」と信頼感を口にした。

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2012年2月10日のニュース