五輪正式競技外れたソフトボール界にも希望の“一発”

[ 2012年2月9日 06:00 ]

紅白戦 紅組4-4白組

(2月8日 名護)
 日本ハム・大嶋の快挙にソフトボール界も沸いた。北京五輪金メダリストの上野由岐子(29=ルネサスエレクトロニクス高崎)は「本塁打と聞いて凄いなあと思ったけど、やっぱりと思う部分もあった。ソフトボールのスピード感からすれば、女の自分でもプロの投手の直球に当てられると思っていた」と大喜び。

 また、国際ソフトボール連盟の宇津木妙子副会長(58)は早大時代の大嶋を見たときから「ボールを呼び込んでバットに乗せて運ぶタイプ」と注目してきたといい、「野球の方が投本間が長いし、彼の懐の深さが生かせるんじゃないかな」と今後の活躍も予言した。

 宇津木麗華・現日本女子代表監督(48)は、ロンドンから五輪正式競技を外れ、目標を見失う選手が増えている現状を踏まえて「ソフトボール選手が野球でも通用すると証明されれば、(五輪競技復帰前に)違う目標ができるだろうし、競技を続ける選手が増えるかも」と期待を込めた。

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2012年2月9日のニュース