独自調整貫く杉内 16日紅白戦で実戦登板

[ 2012年2月7日 06:00 ]

 巨人の杉内が、16日の紅白戦で実戦デビューを飾る可能性が高まった。チームは12、14、16日の3日間で紅白戦を予定。例年は順番に若手、主力、新戦力や外国人と登場する。新加入の左腕は同じくソフトバンクから加わったホールトンらとともに、最後の紅白戦で移籍後初の実戦に臨むことになりそうだ。

 投手陣はすでに4日から打撃投手が始まり、次のステップではシート打撃。ただし杉内は「打者に打たせることを目的とした練習は合わない」が持論で、ソフトバンク時代もブルペン投球から紅白戦に合わせてきた。

 新天地では第1クール中に首脳陣が杉内の調整法を確認。川口投手総合コーチは「実績がある投手だから」と話すなど本人の意向を尊重する見通しだ。

 16日の紅白戦に登板すれば、初めて打者と対じすることになる。第1クールでは3度の投げ込み。第2クールのテーマを「直球だけ、変化球だけ、ではなくミックスで投げていくこと」としていた左腕は、キャンプ初の休日となったこの日はゴルフや釣りをせずに静養に努めた。今後は16日を照準に調整していく。

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2012年2月7日のニュース