上原 アスレチックス急浮上!移籍なら日本凱旋登板も

[ 2012年2月7日 06:00 ]

 レンジャーズがトレードで放出を進める上原浩治投手(36)の移籍先にアスレチックスが5日(日本時間6日)、急浮上した。FOXスポーツが報じた。ア軍は3月28、29日にマリナーズとの日本開幕戦(東京ドーム)を控えており、移籍が実現すれば、古巣の巨人時代に慣れ親しんだ東京ドームでの「凱旋登板」となる。

 レ軍は余剰戦力となった救援陣の中で上原をトレード要員として交渉してきた。上原は6球団のトレード拒否権を持ち、1月下旬にブルージェイズの移籍を拒否したが、レ軍は古巣オリオールズなど複数球団と交渉を継続しており、その中にア軍も含まれている。レ軍地元紙のダラス・モーニングニューズは「同地区へのトレードとなるが、ア軍はチームの若返りを図っており、譲渡に支障はない」と報じた。

 ア軍は守護神ベイリーをレッドソックスに放出し、上原が移籍すれば、守護神での起用が予想される。日本開幕戦で新天地初セーブの期待もかかる。イチローとは昨季まで通算4打席の対戦で4打数2安打1三振。川崎とのメジャー初対戦も含め、元巨人エースの東京ドームでの登板は話題性十分だ。

 上原は今月に入ってブルペン投球を行うなど、順調に自主トレを消化している。ダルビッシュ加入で注目されるレ軍のバッテリー組キャンプ初日は23日(日本時間24日)だが、その前に上原のトレード移籍が成立する可能性が高まっている。

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2012年2月7日のニュース