セ・リーグ 予告先発以外にDH制、レンタル移籍も協議

[ 2012年2月5日 06:00 ]

 セ・リーグが、今季から導入を検討している予告先発以外にも(1)レンタル移籍制度(2)指名打者(DH)制度(3)独立リーグへの選手貸し出しなど、複数項目について協議していることが4日、分かった。

 サッカーでは一般的となっているレンタル移籍制度は、選手会からの要望もあり以前から12球団代表者会議などの場で検討されてきた案件。ある球団首脳は「レンタル移籍の話は(3月1日の)理事会でも出るんじゃないか」とした。ただ、期限付きの移籍はサインプレーが多い野球の場合、チーム内の機密保持が難しい点などから「不正の温床」ともなるとして反対意見が根強く残っている。

 また、DH制は75年からパ・リーグが導入したが、セ・リーグは「野球の伝統をあまりにも根本的に覆しすぎる」「投手に代打を出す時機と人選は野球戦術の中心であり、その面白みをなくしてしまう」などDH制を採用しない理由を9項目にわたって表明するなど、長く否定的な立場を取ってきた。

 そのセ・リーグが非公式の場とはいえ、DH制まで議論の俎上(そじょう)にのせたあたりに人気回復に向けた改革への本気度がうかがえる。

 現実的にはすでに数球団が反対を表明していることから、DH制の導入は見送られることが濃厚。しかし2年連続で1試合平均の入場者数が前年度を下回っている現状を打破するために、セ・リーグは本腰を入れてさまざまな改革案を検討している。

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